遺言を書く準備
財産を整理する
遺言を書くためには、まずご自身の現在の財産の状況を整理しなければなりません。
よく
「財産の状況(特に現金や預金)の状況がこれからも変化するのでその変化を見極めてからでないと遺言を書けない」
とおっしゃる方がいますが財産は常に変化するものなので最終の状況を確認することはできません。
まずは現在の財産状況で書いてください。
遺言は何度でも書き直すことができますから。
- 不動産
- どこにある不動産か
- 持ち分はどうなっているか
権利証もしくは法務局で登記簿謄本(全部事項証明書)を取得して確認してください。
- 預貯金
- 金融機関名
- 金額
その他有価証券類、骨董品、保険、お墓、自動車などが財産になります。
相続人や受遺者を整理する
次に誰に財産を遺すのか整理します。
配偶者や子供、親、兄弟、そのほか今までお世話になって財産を受け取ってもらいたい人(法人)を誰でも列挙してください。
だれに何を遺すのか
遺すもの、遺したい人が決まればあとは
- 誰に何を遺すのか(特定遺贈)
もしくは
- 誰にどういう割合で遺すのか(包括遺贈)
を決めます。
ここまで決まればあとは書くだけです。
文例を参考に書いてみてください。
書面にすることで気持ちがはっきりすることもあります。
遺言は何度でも書き直すことができますから。
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